2013年9月16日

キリスト教原理主義者たちが、教会の本質を破壊している?


9日、ソウル神学校の総長に二期目を任務するユ•ソクソン教授が就任記者会見を通じてWCCに対して自分の考えを表明した内容だ。
ユ•ソクソン(写真)ソウル神学校の総長は9日、ソウル光化門で就任記者会見を開き、韓国教会の分裂の様相を強く批判するなど、教会の主要懸案に対する所信を明らかにした。彼は3年任期の第17代総長に再選され、先日、二期目の任務を開始した。

ユ総長は、"教会は一致を追求しながらも分裂の歴史を歩んできた"とし、"これは、教義の違いではなく、人間の名誉欲、物欲、権力欲だ"と指摘した。続いて、"韓国教会の分裂も、自分の計り知れない欲望のため"としながら"韓国教会の指導者たちは、欲望を捨てる能力を育てなければならない"と強調した。


ユ総長は、世界教会協議会(WCC)釜山総会に反対する側を厳しく批判した。彼は"批判は事実に基づいてする必要があり、WCC反対側は歪曲された情報を聞いてむやみに批判している"とし、"これは、教会の正しい態度ではない"と述べた。続いて、"どんな宗教でも原理主義が、その宗教を台無しにする"とし、 "キリスト教の本質を破壊した者もキリスト教原理主義者である"と明らかにした。ソウル神学校が属するキリスト教の聖教会はWCC会員教団ではないが、今回の総会を見学することにした。

* "どんな宗教でも原理主義がその宗教を台無しにすると、キリスト教の本質を破壊した者もキリスト教原理主義者である"というユソクソン教授の主張は、米国の代表的なイルミナティ牧師でありCFRメンバーであるリック·ウォーレンの主張と完全に一致している。

サドルバック教会の牧師であり、CFRメンバーであるリック·ウォーレンは2005年フロリダ州キーウェストで開かれた宗教フォーラムで"(キリスト教原理主義を含む)すべての種類の原理主義は、21世紀の大きな敵の一つである"という主張をして論議を起こしたことがある。

それなら、リック·ウォーレンとユソクソン教授がそのように嫌悪するキリスト教原理主義とは何なのか?

自由主義神学を拒否して、聖書を文字通りに解釈することを主張して始まったキリスト教原理主義者は、以下に紹介された5つの信条( tenets )をキリスト教が譲歩できない真理であると信じている。


1 )聖書の正誤性 - 聖書は、神がインスピレーションを与えた本であり、エラーがあることは不可能である。

2 )イエスの処女降誕とその方の人性と神性(神の子として)の信仰 - イエスは聖霊に生じて聖母マリアに身ごもられ、完全な人性と神性を持った神の子であられる。

3 )十字架で成し遂げられたイエス様の贖いの働きを信じる - 救いは十字架の贖いの働きを成し遂げられたイエスを信じることで得るものである。

4 )イエスの肉体的な復活に対する信仰 - 十字架につけられて三日目に墓から復活し、天の御座の右におられるイエス様を信じる。

5 )聖書に記録されたイエスの奇跡を信じる - これは、人が作り出した神話ではなく歴史的事実として信じる。


ソクソン教授とリック·ウォーレンがまさにこのような信条を信じる原理主義者たちを"キリスト教の本質を破壊し、韓国教会の分裂へと導く者""21世紀の敵"と表現し、今ではこのような信仰を捨てて、宗教の統合( WCC )に参加しなければならないという主張を繰り広げているのだ。

http://japanese412.blogspot.com/2013/09/blog-post_16.html

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