2014年2月20日

State Polygamyが米国を危険にさらしている。


ジャーナリストであり作家でもあるWilliam Tuckerは、彼が最近執筆した本「 Marriage and Civilization How Monogamy Made Us Human (結婚と文明:一夫一婦婚が我々を人間らしくする )の中で、「state polygamy 」が米国を致命的な危険にさらされていると警告した。 ( state polygamyを直訳すると「複婚身分」となる。これは、子供を持つ女性が、子供の養育や生活の責任を国に任せて、複数の男たちとの自由な性的関係を持つ社会現象を説明する用語である。 - 訳注)


Tuckerによると、 「state polygamy 」は、父親なしで子供を育てる女性たちが、子供の養育を政府に依存しているため生じている社会現象と定義している。一般的に、低所得の女性が「魅力的で知的で “良い遺伝子”を持つ男を夫に迎えなくても、ただ妊娠するだけのために自由に関係を持つことができる」という考えを持つことから 「state polygamy 」という現象が生じているということだ。

Tuckerは、このような現象が災いをもたらしていると述べている。

「 政界が女性(有権者)に対して、 仕事がないボーイフレンドよりも、政府の方が頼りになると説得すれば、女性は結婚をあきらめて(男性より)政府に依存するようになります。 「 war on women (女性のための戦い) 」は、民主党が共和党と競いながら掲げたスローガンでした。このスローガンで、結婚していない、あるいは結婚を諦めている女性にアピールをしました。「単婚制(一夫一婦制)の価値観」が政治的な利害関係が原因で崩れているのです。」

伝統的に「複婚( polygamy ) 」とすると、一人の男が複数の妻を持つ場合を言うが、 「複婚身分( state polygamy ) 」はその逆で、女性が(子育てに対する負担をなくすため)、複数の人を持つ場合をいい、これが社会的、政治的危機をもたらすとTucker氏は述べている。


* 複数の人間の制度(制度、あるいは社会の構成単位)の中で、聖書には、神が直接創案された制度が二種類登場するが、その中の一つが「家(あるいは結婚制度) 」であり、もう一つは 「教会」である。

特に「家庭」は、この地に教会という制度が生まれるずいぶん前に、神が造られた最初の社会構成単位である。神は、アダムを創造された後、アダムがひとりでいるのは良くないと思い、アダムの助けになる相手を造られたが、これが最初の女性イブであった( 創世記2:18-25 ) 。このイブをアダムに連れて行き会わせた後、神は「 男はその父母を離れ、妻と結び合い、ふたりは一体となるのである」 ( 創世記2:24 )と祝福された。男性と女性の組み合わせが家庭の基本単位であり、また、神が定められた結婚制度の本質的な姿であることを明らかにしたものである。
  
このように、神が制定された最初の社会構成単位と天国のモデルでもある家庭、結婚制度が、人間の欲と罪のために崩れている。聖書では、 「一人の男と一人の女性の結合」と明示している結婚の制度が「一人の男と複数の女性」あるいは「一人の女性と複数の男性」が結合する「複婚」、または「男と男」または「女と女」の組み合わせである「同性愛者の結婚」に歪曲されているのである。


神が定められた神聖な「結婚制度」と「家庭」を崩してきた世界を、堕落と滅亡の道へと導いていこうという闇の勢力の活動が本格的な実を結んでいるのだ。


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